施工事例:H様邸

H様邸
デザイナー:佐野 孝
モダンという重厚感の中に暖かさのある佇まい
Data
■敷地状況/
高低差300~400の角地
■玄関/南入り
■カースペース/2台
■建物/パルフェ
濃淡のグレー色ブロックをメインに使用した門回りは、すっきりとした印象です。しかし、見る人の感性によっては、無機質でどこか寂しいものにも受け取られてしまいがちです。
そこで、壁面の一部に暖色の空洞ブロックを使用し、風と光の吹きぬける柔らかなアクセントいれました。空洞ブロックの対角線上に設置したフラワーボックスも、錆色ピンコロ石を使用する事で、さりげなく暖色系を取り入れています。量や位置、また色自身が持つ力のバランスがベストマッチしているからこそ、ベースカラーとケンカすることなく、美しい仕上がりになります。また、メインファサードを中心にして、3箇所に配置したシンボルツリー、潅木類の緑が高さのある建物とエクステリアの1つの作品にしています。
エントランスの延長上にある来客用駐車スペースは、門塀同様、暖色系錆色ピンコロ石で直線ラインを入れました。
アクセントのラインは意匠性を上げるだけでなく、駐車時の誘導としての役割も果たします。
エントランスアプローチからリビングへと続くタイルテラスは、室内との段差を最小限に設計しました。アウトドアリビングとして活用もできます。小型のわんちゃんも元気に走り回れるスペースです。門塀をクランク型にする事によって安全性を確保し、出来たスペースに、フラワーボックスや花台をあしらう事で、室内から見たときのテラスの印象を大きく変えてくれます。緑のある生活は、より上質な暮らしを私たちに与えてくれるのです。
左右に植栽したハナミズキはH様がお好きな樹木。中央に配した常緑樹は緑の減る冬の季節にも緑をもたらしてくれる重要なキーアイテムです。葉が落ちる心配が要らないので、目線よりやや高い位置での外部からの視線も通年で気にする事がありません。3本の木で、縦横全体のバランスをうまく取っています。